RAV4の買取の現状と需要についてのまとめ

RAV4買取の現状

トヨタ RAV4 新型RAV4

トヨタ・RAV4はデビュー当初の人気はあったものの、現在の日本ではあまり見る事も無くやや衰退している現状です。

買取に関しても普通に査定を出してもあまり金額を付けて貰えない。
など、ネガティブなことを耳にします…
が、海外ではスゴイ事になってました。

そして掘り返してみると買取事情もスゴイ事に…

そんなRAV4についてご紹介したいと思います。

もそもRAV4ってどんな車?

ラリー仕様 RAV4

トヨタ・RAV4は1995年にデビューし、それまでのRVといわれる車たちはトラックベース作られていましたが、RAV4は乗用車ベースの造りになり、 現在では当たり前のように耳にする「クロスオーバー・SUV」の先駆けとなった車。

言わば、革命を起こした車なのです。

そのため、各メーカーがこぞって後を追う形となり、日産・エクストレイルやホンダ・CR-V等が世に送り出されました。

デビュー当初は5ナンバーサイズの3ドア・5ドアがありコンパクトなフォルムでしたが、欧米市場からの要望によりモデルチェンジと共に肥大化し、 2代目以降から3ナンバーサイズになりました。

また、日本国内では事実上2007年に3代目で生産を終了し、基本構造を受け継ぐ形でトヨタ・ヴァンガードが生産開始されました。

現在では事実上トヨタ・C-HRが後継車となっています。
ですが、実は日本市場以外では、継続的にRAV4という車は生産されているのです。

北米の現行モデルも販売台数が安定していて、アメリカでは、TRD USAがラリー仕様の駆動方式がFFの車両が開発され、2WDクラスに参戦し、 2016年のラリー・アメリカでは、フォード・フィエスタを抑え、クラス2位という功績を挙げています。

RAV4買取需要

RAV4

前提でも少し触れましたが、日本でRAV4は人気が落ちています。

特に3代目(ACA3系)がいい例で、当然賛否ありますが、車自体の造りにコストダウンの跡がハッキリと見て取れて 初代からのRAV4愛好家の方々もこれには失笑してしまうほどだそうです。

また、RAV4に対して「メーカーが力を入れていないのではないか?」というウワサが流れる始末です。

ですが、実は人気が無いのは日本国内だけで、海外でのRAV4人気はスゴイ事になってます。

全世界的に見てもTOP10には名前が出てきています。

そんな中で今乗られているRAV4を売却したらどこに行くのか。
低走行・高年式と言った状態の良好な車両はそのまま国内で売られる事が多いです。

では、それ以外の

・10万キロを超えた車両
・3代目以前のモデル
・全体的にボロボロ

そんな車両はどこに行くのか。

輸出され、海外市場で売られます。

しかも非常に高い価格で取引されています。

3ドアモデルよりも特に5ドアモデルに人気があり、世界各国で初代モデルが現在でも活躍しているんです。

廃車寸前でも買取価格が付きます。「THE・トヨタネームパワー」と言いましょうか。

トヨタの車は、海外での人気力が並外れているという印象を受けます。

日本国内でもそうですが、トヨタブランドの長年にわたる安心と信頼は絶大だと思います。

2019年 RAV4国内復活か?

新型RAV4が登場か

2017年ロサンゼルスモーターショーにて、「FT-AC」コンセプトを公開する発表があり、世間では「RAV4の新型ではないか?」という噂が取りざたされています。

また、一部報道によると、「2019年にRAV4を国内向けに再投入する方針を固めた」という発表があり、海外モデルチェンジと同時に、国内投入という流れ が実現的だと思いますが、

ただ、3代目のイメージダウンを払拭出来るのか?
それから、C-HR等コンパクトSUVが人気を誇っている中、受け入れられるのか?
という所がキーになると思います。

今のところ具体的な発表も無く、「単なるウワサ」というお話ですが、次期RAV4復活にはとても期待しています。

もし再投入が実現し、販売開始された場合も、現在の買取事情がどう変化するかに関心が持てます。

まとめ

初代RAV4

RAV4についていろいろと言ってきましたが、やはり、「トヨタ車恐るべし。」という印象が強いですね。

トヨタの車は人気がある。これはご存知の通りだとは思いますが、買取となると世界規模でトヨタの車は人気がある。

とワールドワイドな認識に変わり、同時に輸出ルートの話が絶対的に絡んできます。海外シェアというのがどれだけ重要かと、 「もう日本だけの話じゃないんだ。」と、改めて認識させられます。

RAV4がその中の一台で、現在では本当に見かける事が減りました。

人気があり、固定ファンもいて、中には初代モデルを大切に乗り続けられている方もいらっしゃいます。

そんなことを考えながらこう言った記事を書かせていただいていると感慨深い気持ちになってしまいます。

これから先のRAV4事情にも注目していきたいと思います。

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